ⅢⅢ--11 臨臨床床実実習習前前のの共共用用試試験験 70Copyright© 2025- 公益社団法人 医療系大学間共用試験実施評価機構 , ALL Rights Reserved. CC--0033取取扱扱注注意意 各数値の説明 1項目反応理論について 1)試験問題の難しさに左右されないその試験で測定したい知識力を推定することが可能とされているテスト理論です。欧米では有用性が確認され,大規模な試験に使用されています。共用試験のような各学生に対して試験問題をランダムに出題している試験の評価方法としては適切なものと考えられます。2.IRT標準スコアについて 1)項目反応理論を用いて各試験問題項目の特性(難しい問題であるかどうかなど)を事前に推定します。基準集団を設定し,その基準集団の分布を用い,能力評価を行います。今回の基準集団は2013年度正式実施の全国結果より推定した分布です。2)IRT標準スコアは,この事前に評価されている問題に対して,皆さんがどの難しさの問題には正答して,どの難しさの問題には誤答するかにより,最も可能性の高いものとして推定されたものです。3)IRT標準スコアが500である場合,基準集団(2013年度正式実施の全国結果より推定された集団)の平均値と考えます。平均値(500)±100以内に68%の学生が入ると想定しています。3.コアカリ別・問題形式別得点 1)各コアカリ別・問題形式別のあなたの成績をレーダーチャートで示しています。500 が基準集団の平均レベルであり,コアカリ別・問題形式別の成績が分かります。2)レーダーチャートの中の各領域の表記の説明を示します。A 領域:歯科医師として求められる基本的な資質・能力B 領域:社会と歯学C 領域:生命科学D 領域:歯科医療機器(歯科材料・器械・器具)E 領域:臨床歯学 多選択肢:多選択肢順次解答 2 連問 順次解答 2 連問:順次解答2 連問 順次解答 4 連問:順次解答 4 連問4.前年度のIRT標準スコアの分布 これにより,あなたの IRT 標準スコアが全国のどの位置(前年度)にあるかが分かります。1)前年度の全国のIRT標準スコアの成績分布を示します。
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