共用試験ガイドブック 第23版(令和7年)_20250617
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5 ①記憶主体の学修,見学型の臨床実習,基本的臨床技能教育の不足②教員中心の教育内容と学修者評価③医療倫理,安全管理,患者―医療人関係,多職種連携等の教育の欠如④国家試験合格後,広い能力の修得がないままに専門教育優先⑤卒前教育のアウトカムが不明確①卒前教育のアウトカムの明確化②臨床実習開始前に到達しておくべきレベルの設定③医療倫理,安全管理,基本的臨床技能,患者―医療人関係,多職種連携等教育の充実④診療参加型臨床実習の推進とそのための指導者養成ⅰ診療参加型臨床実習の許容能力の条件と修得度測定CBT:適切な出題基準・問題数と難易度設定と到達度評価 OSCE : 学修評価項目の提示と課題設定(課題数を含む) ⅱ臨床実習指導医の養成と実習機関の確保 ⑤地域医療実習の推進と地域への周知⑥リサーチマインドの醸成⑦卒業を許容できる臨床能力を修得していることの評価⑧卒前から卒後へと続くシームレスな医師養成⑨国際的にも活躍できる医師・歯科医師の養成わが国の医師・歯科医師養成機関が国民・社会の負託に応えて実施している現状を,広くかつ恒常的に国民に示す。臨床実習開始前の教育 共用試験=医学生・歯学生の能力と適正について全国的に一定水準を確保するための 全国共通の標準試験 ((11))従従来来ののわわがが国国のの医医師師・・歯歯科科医医師師教教育育のの問問題題点点((22))上上記記のの観観点点かかららのの医医学学・・歯歯学学教教育育のの改改革革のの方方向向Ⅰ-1 臨床実習前共用試験の概要6年間の医学・歯学教育 臨床実習前の共用試験 (CBTとOSCE) 臨床研修 医師 歯科医師 診療参加型臨床実習 国家試験 臨床実習後の共用試験 専門研修 専門研修

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