共用試験ガイドブック 第23版(令和7年)_20250617
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4)移動は誘導係の指示に従って移動してください。不正行為と誤解されるような私語や行動を慎んでください。5)試験室前での待機①「入室してください」のアナウンスがあるまで,静粛に待機してください。不正行為と誤解されるような私語や行動を慎んでください。②試験室前に手指消毒用速乾性消毒薬が設置されている場合は,入室前に手指を消毒してよく乾かしてください。6)試験室への入室①室内に手指消毒用速乾性消毒薬が設置されている場合は,入室時に手指を消毒してよく乾かしてください。②入室したら,評価者に受験番号と氏名(フルネーム)を名乗ってください。「課題を読んでください。試験開始後,メモ用紙は自由に使ってください。」というアナウンスがあります。事前に目を通すシートは以下のとおりです。目を通す時間は試験時間には含まれません。 i.課題シートii.入院診療録に記載されている内容(病棟課題のみ)iii.指導医へ報告のためのメモ用紙7)試験中の注意①「開始してください」という合図とともに開始してください。ただし,模擬患者を呼び入れる場合,模擬患者の待機場所は各大学の状況,また場面(初診外来か,病棟か)によって異なります。②医療面接と身体診察で 12 分間です。受験者はこの範囲で自由に時間を配分してください。なお,模擬患者は試験開始後12分経過するまでは試験室に留まり,12 分経過の合図と共に退出します。したがって,12分経過するまでは,医療面接や身体診察がいったん終了したとしても,追加して診察をおこなうことが可能です。③病棟場面では,その患者さんとは初対面として診療を始めてください。ただし,あなたが診療することは予め指導医から患者さんに説明して承諾を得ているという設定です。④身体診察の際には,何の診察をしているのか,また所見がどうかを述べながらおこな課題シートには,場面(初診外来か,病棟か),患者氏名,年齢が記載されています。病棟を想定した課題がありますので,よく目を通してください。また,医療面接と身体診察とで 12 分間であること,指導医への報告のためのメモ用紙を使用してよいこと,情報整理と指導医への報告とで 4 分間であることなどが記載されています。 入院患者では,その患者がなぜ入院しているのかなどの簡単な状況が記載されています(初診外来場面ではこの用紙は使用しません)。 試験開始前の書き込みは禁止します。試験開始後に使ってください。このメモ用紙は評価対象とはしませんが,終了後は回収します。 64

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