共用試験ガイドブック第23版(令和7年)_250905
60/126

G-2-20) 腹痛G-2-21) 悪心・嘔吐G-2-22) 吐血・下血G-2-23) 便秘・下痢G-2-24) 黄疸G-2-25) 腹部膨隆(腹水含む)・腫瘤G-2-26) 貧血G-2-27) リンパ節腫脹G-2-28) 尿量・排尿の異常G-2-29) 血尿・タンパク尿G-2-30) 月経異常G-2-31) 不安・抑うつG-2-32) もの忘れG-2-33) 頭痛G-2-34) 運動麻痺・筋力低下G-2-35) 腰背部痛G-2-36) 関節痛・関節腫脹G-2-37) 外傷・熱傷医学教育モデル・コア・カリキュラム(H28年度改訂版)G-2 臨床推論 からの35症候から課題が作られるG-2-1) 発熱G-2-2) 全身倦怠感G-2-3) 食思(欲)不振G-2-4) 体重減少・体重増加G-2-5) ショックG-2-6) 心停止G-2-7) 意識障害・失神G-2-8) けいれんG-2-9) めまいG-2-10) 脱水G-2-11) 浮腫G-2-12) 発疹G-2-13) 咳・痰G-2-14) 血痰・喀血G-2-15) 呼吸困難G-2-16) 胸痛G-2-17) 動悸G-2-18) 胸水G-2-19) 嚥下困難・障害④ 臨床実習後 OSCE で機構が提供する課題(機構課題)は,日常,頻繁に遭遇する症候・病態に,適切な対応ができる能力が修得できているかを測定する目的で調整されています。すなわち,受験生には「試験室内で模擬患者への医療面接と身体診察を行い,それをその場でまとめて指導医にプレゼンテーションする」ことを 16 分間で行う(医療面接と身体診察は 12 分間で行い,まとめとプレゼンテーションを 4 分間で行う)ことが要求され,一人当たり 3 症候,つまり 3 課題に取り組むことになります。また,実施大学が独自に作成(大学独自課題)した 3 課題以上を併施することが望ましいとしています。(ただし,今年度は「柔軟な運用」の適用により若干の緩和策がとられることがあります)⑤ 上述の,日常,頻繁に遭遇する症候・病態の課題は,「医学教育モデル・コア・カリキュラム(平成 28 年度改訂版) G 臨床実習 G-2 臨床推論」に掲げられている 37 症候のうち,G-2-5)ショックと G-2-6)心停止の 2 項目を除く 35 症候から作成されています。 ⑥ 臨床実習後 OSCE の評価は,実施大学の教員による内部評価者に加え,外部評価者(機構が派遣する認定評価者)も行います。この外部評価者は,他大学の教員である医師だけでなく,臨床研修医を指導する立場にある臨床研修病院等の臨床研修指導医(以下「指導医」という)も評価者となっています。臨床研修病院等の指導医が学生の臨床能力を評価することは臨床実習前 OSCE との大きな違いで,卒前の臨床医学教育の成果が卒後の教育担当者から評価されることにな Ⅱ-2 臨床実習の評価としての共用試験 課題から除外58

元のページ  ../index.html#60

このブックを見る