共用試験ガイドブック 第23版(令和7年)_20250617
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19 問問題題のの形形式式 ・・ 五五選選択択肢肢択択一一形形式式のの設設問問 単に,記憶しているかどうかを問うことよりも,解釈・思考力を問うことを重視しています。また,基礎・臨床の知識を統合した問題や病態にかかわる重要な内容や基本原理及び病態生理を問う問題を重視しています。 ・・ 多多選選択択肢肢択択一一形形式式のの設設問問 基礎と臨床を統合したもの及び症候から病態を選ぶもので,設問文を読んで最もあてはまると考えられるものを多選択肢の中から1つの正解肢を選びます。 ・ 順順次次解解答答44連連問問五五選選択択肢肢択択一一形形式式のの設設問問 同一の症例について,関連する4つの設問が連続します。各設問の解答は5肢択一です。原則として医療面接から始まり,患者さんに聞くべき事項,症候に基づいた身体診察・検査,診断する思考過程とその背景にある病態の理解を問うように作問されています。 医医学学教教育育モモデデルル・・ココアア・・カカリリキキュュララムム大大項項目目ごごととのの出出題題割割合合 第16回(2020年度)試験から,平成28年度改訂版のモデル・コア・カリキュラムに準拠しています。 コア・カリキュラム大項目(平成28年度改訂版) 出題割合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ A 医師として求められる基本的な資質・能力 約 10 % B 社会と医学・医療 C 医学一般 約 15 % D 人体各器官の正常構造と機能,病態,診断,治療 約 35 % E 全身に及ぶ生理的変化,病態,診断,治療 約 20 % F 診療の基本 約 20 % 況により,出題割合を調整する場合があります。 3) それぞれの学生に出題される問題セットによって出題割合はわずかに異なりますが,セットごとの難易度の差はほとんどなく,項目反応理論を応用することにより受験生の学力を正確に測定できることが過去のデータから明らかになっています。 ((11)) CCoommppuutteerr BBaasseedd TTeessttiinngg((CCBBTT)) ① 出出題題基基準準とと試試験験形形式式 試試験験ブブロロッッククのの構構成成 ブブロロッックク 問問題題形形式式 設設問問数数,,制制限限時時間間 ココアア・・カカリリキキュュララムム項項目目等等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ブブロロッックク11 = 五選択肢択一 (60設問,1時間) (A~F) (ブロック内で見直しが可能) ブブロロッックク22 = 五選択肢択一 (60設問,1時間) (A~F) (ブロック内で見直しが可能) ブブロロッックク33 = 五選択肢択一 (60設問,1時間) (A~F) (ブロック内で見直しが可能) ブブロロッックク44 = 五選択肢択一 (60設問,1時間) (A~F) (ブロック内で見直しが可能) ブブロロッックク55 = 多選択肢択一 (40設問,1時間) (ブロック内で見直しが可能) ブブロロッックク66 = 順次解答4連問 五選択肢択一 (40設問,1時間)(一旦解答して次の問題に進むと元の問題に戻れません) 合合 計計 332200設設問問 ブブロロッックク77 = アンケート 注) 1) 上記は,320問の出題割合の概数を目安として示したものです。 2) 今後,モデル・コア・カリキュラム平成28年度改訂版に対応して作られた良問の集積状Ⅱ.医学生共用試験 Ⅱ-1 臨床実習前の共用試験

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