7((66))臨臨床床実実習習前前共共用用試試験験のの実実施施時時期期ににつついいてて((77))臨臨床床実実習習前前共共用用試試験験のの成成績績利利用用ににつついいてて版が,それぞれ公表(文部科学省ホームページ参照)されました。②モデル・コア・カリキュラムの改訂を受けて,それに準拠している臨床実習前の共用試験のCBT問題も,その都度,新しい改訂版の項目に合わせた改変を行っていますが,モデル・コア・カリキュラムの項目によっては,CBTの問題として問うことが困難な部分があるため,将来は,医師国家試験出題基準へと継続する医学生共用試験CBT出題基準のようなまとめ方が必要と考えています。臨床実習前共用試験は,学生が臨床実習を開始する前までに各大学で実施することになっています。実施時期は,①医学系では,8月の第3月曜日から翌年の3月31日までの1期制。②歯学系では,6月1日から翌年の3月31日までの1期制。臨床実習前共用試験の成績は,進級判定における実質的評価の一つとして用いることになっています**。すなわち,学生個人のCBT及びOSCEの成績結果と,各大学で実施する個別の評価結果とを組み合わせることによって,臨床実習開始前の総合的な評価が行われます。CBTとOSCEの成績の合格基準は,①医学系では,機構が設定した全国統一基準となっています。②歯学系では,令和6年度から機構が設定した全国統一基準となっています。**医師・歯科医師としての資格のない学生が臨床実習に参加できるための要件を満たしているかどうかの評価の一つとするという趣旨です。なお,CBT実施後に全国的な統計解析と分析を行って平均値等を公開しますが,個人成績は機構において厳重に管理しています。統計解析とCBTの質的向上に向けた分析以外に成績を利用することはありません。また,機構では,OSCEの成績の全国的な解析を行いますが,各大学から提出されたOSCEの成績は機構において厳重に管理し,統計解析及びその分析以外に用いることはありません。Ⅰ-1臨床実習前共用試験の概要
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