共用試験ガイドブック 第22版(令和6年)
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84②②22002233年年度度前前期期のの結結果果・概要2023年度後期から評価方法の変更が決まったことから,2023年度については前期のまとめを行い,2023年度後期と2024年度前期のデータについては,トライアルとして別に集計を行っています。 以下,2023年度前期の結果のまとめを記載します。 18大学が実施し,1,829名が受験者となっております。実施課題は,初診時医療面接が2課題,基本的診察および検査能力(3課題),基本的技能(3課題),説明・指導(7課題),基本的臨床技能(12課題)を実施しています。各大学はこの内の6課題を実施しています。前期のみの結果であるため,年次推移については検討しておりません。 系統別にみると初診時医療面接の得点率は84.7点,基本的診察及び検査能力86.6点,基本的技能は89.3点,説明・指導89.0点,基本的臨床技能85.7点であり,初診時医療面接が最も低値を示し,基本的技能が最も高値を示しました。 総得点は87.1点,概略評定は4.67でありました。総得点は多少増加傾向,概略評定はほぼ同様の値を示しています。 課題別結果については,「4-7 エックス線撮影の説明」が最も高値で92.3点,「5-1 コンポジットレジン修復」の77.1点と最も低値を示した。概略評定では,「5-10 修復用隔壁の装着」の4.99が最も高値であり,「5-9 スケーリング・ルートプレーニング」の4.27が最も低値でした。難易度指標については,1.13と小さい値を示しました。 Ⅲ-1 臨床実習前の共用試験

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