共用試験ガイドブック 第22版(令和6年)
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45AA..22002233年年度度かかららのの追追加加及及びび変変更更このガイドは、受験者のために、学修方法のアドバイスと受験時の注意事項をまとめたものです。 感染予防対策については、試験全体を通じて各大学の指示に従ってください。 2023年度から医師法の下に公的な試験と位置付けられました。これに伴い、次に記載するような制度の追加と変更がありますので、受験者はよく確認してください。必要な申し出や不明な点の質問などは各大学の試験担当教員にご連絡ください。 合合理理的的配配慮慮支支援援 CBTやOSCEを受験する際に、障害、疾病その他の理由によって、通常の試験実施が難しいため、何らかの配慮を希望する受験者に対して、あらかじめ試験実施方法等の検討を行った上で受験する制度です。試験実施方法の検討には時間を要するため、なるべく早く申し出てください。受験者からの合理的配慮支援の希望は、大学を通じて、共用試験実施評価機構(以下、機構)の合理的配慮支援委員会にて、公正公平な試験実施を前提として、試験実施方法等の変更が必要かどうか検討されます。また、その結果は大学を通じて受験者へ報告されます。 試試験験結結果果のの異異議議申申立立てて 受験者は試験結果に対して異議申立てを行うことができます。その際は、試験結果受領後速やかに自大学の共用試験担当教員に申し出てください。各大学で検討された後、機構に異議申立てが申請されます。受験者は、大学の責任者よりその結果を受領します。 不不正正行行為為のの取取りり扱扱いいにに関関すするる変変更更 共用試験には、さまざまな受験上のルールがあります。試験中のみならず、試験前や試験終了後も含めて、このルールが遵守できていないことが発覚した場合は不正行為とみなされ、その年度の試験結果が取り消されるだけでなく、その後一定期間の受験資格の停止措置がとられる可能性があります。 (注)不正行為とは、受験者が自ら又は複数の受験者が不正に試験を有利に進めようとする行為や、それらの行為に試験関係者や第三者等が加担する(容認を含む)といった意図を持って試験の公平性、公正性を妨害する行為を指します。これらには、課題や試験問題の漏洩も含まれます。これらの行為の責任は関わった全ての当事者にあります(不正行為の事例)。 •既に受験を終えた受験者が未受験者に課題内容や試験問題を何らかの手段で伝えること•試験終了後、試験内容を想起したものを学生同士で情報共有したり、第三者に伝えたりすること•試験の様子を何らかの手段で録音、録画や撮影を行うこと•課題や試験問題の漏洩を目的として、受験者又は医学生の試験関係者が立ち入りを認められていない場所へ立ち入ること2024年度 医学生共用試験臨床実習前OSCE 学修・受験ガイド 45

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