44⑦⑦実実施施課課題題セセッットト間間のの難難易易度度差差⑧⑧到到達達度度評評価価各学生が受験する課題セットは,大学間で異なります。そのため,課題セット間の難易度が異なる可能性があります。そこで,公平性の目安の指標として,当該年度の課題別の全国平均値を課題の難易度を表すものと考え,各受験生が実施した課題について,この課題別全国平均値の平均を求め,各受験生が受けた課題セットの難易度を計算したものです。平均的能力の受験生が,各課題セットを受験したときの予測得点を推定したものと考えられます。すなわち,この得点が低い場合は,難しい課題セット,逆に高い場合は,易しい課題セットを受験したことになります。この指標の標準偏差は2010年度から1%台を示し,2023年度も0.63%と小さい値でした。約7割の受験生が2%(標準偏差±1SD)未満の小さな差の難しさの課題セットを受験していると考えられます(CBTの平均難易度と同じ考え)。 公的化において、到達基準を下記のように変更された。1)患者さんへの配慮:身体診察5課題(頭頸部、胸部、腹部、神経、全身状態とバイタルサイン)と基本的臨床手技の患者さんへの配慮の項目を加えて平均したもの。2)医療面接、3)診察技術:身体診察5課題の診察技術の項目の平均。4)診察技術:基本的臨床手技の診察技術の項目。5)救急 この5つのカテゴリの各々の到達基準をアンゴフ法により求めて、その到達基準に達するかどうかにより判定した。OSCE全体としては9.82%であり、再試験対象者となる。 患者への配慮(身体診察+基本的臨床手技)*医療面接診察技術(身体診察)*診療技術(基本的臨床手技)救急OSCE全体<2022年>*複数の課題領域を相補的に評価するカテゴリ注:各大学の試験結果が機構に到着した時点の結果である。ⅡⅡ--11 臨臨床床実実習習前前のの共共用用試試験験 不到達者数(人)24205536161609162023年9,331 90.887.50.63対象数最大値最小値標準偏差不到達者率(%)0.262.200.576.601.719.822022年9,537 90.486.70.6944
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