共用試験ガイドブック 第22版(令和6年)
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11((11))CCBBTTのの実実施施のの流流れれ((22))各各ブブロロッッククのの問問題題形形式式((33))CCBBTTのの出出題題とと問問題題セセッットト間間のの難難易易度度①CBTとは,臨床実習に必要な知識の総合的な理解の程度をコンピュータを用いて客観的に評価する試験です。②事前準備:学生がCBTの操作に慣れるとともに,受験を体験するためのソフト(CBT操作説明と共用試験CBT体験テスト)が各大学に配布されていますので体験してください。③試験当日:CBTは,7つのブロックで構成されています。ブロック1~6で,合計320設問が出題されます。ブロック7は,受験した学生からのアンケートブロックです。④試験終了後:各大学は,各受験生の試験結果を回収(CDに出力)し,試験実施キットとともに機構に郵送します。⑤試験成績の返却:機構から各大学に個人成績表と学生の成績の一覧表となっている総表が返却されます。学生個人の成績表(医学系p20,歯学系p68参照)は大学から渡されます。各ブロックの試験内容の詳細や,モデル・コア・カリキュラム大項目別の出題割合等は,医学系と歯学系で異なりますので,医学生CBT又は歯学生CBTの項を参照してください。①採点対象問題:320設問中約240設問が,これまでの試験によって問題の特性(困難度と識別力)の判明しているプール問題から出題されている採点対象問題です。この採点対象問題を採点して返却します。②試行問題:残りの約80設問は,新規に作成された問題で,全大学の試験終了後,問題の特性を評価し,良質かつ適正な問題のみを次回以降に出題するためのプール問題として蓄積します。③問題セットの難易度の公平性:受験生ごとに出される問題セットが異なります。そのため出題前に各問題セットの難易度の差ができるだけ小さくなるように調整してあります。調整結果については,「難易度指標」というものを用いて評価しています。この難易度指標は全大学の試験終了後,問題別正答率を用いて各受験生に出題した問題セットの平均値を求め,その分布を計算するものです。この値が小さいほど,受験生に出題される問題セット間の差が小さいことになります。Ⅰ-1臨床実習前共用試験の概要(CBT)‘CBT実施の流れ’○事前準備CBT操作説明CBT体験テスト○試験実施キット配布・・・・・・・・・・○試験当日実施責任者から説明・ブロック1(1時間)↓休憩・ブロック2(1時間)↓休憩・ブロック3(1時間)↓休憩・ブロック4(1時間)↓休憩・ブロック5(1時間)↓休憩・ブロック6(1時間)・ブロック7(アンケート)試験終了・・・・・・・・・・○試験実施キット返却○成績を大学に返却↓11

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