8((88))共共用用試試験験のの公公平平性性とと中中立立性性ににつついいてて((99))臨臨床床実実習習前前共共用用試試験験のの経経費費及及びび受受験験料料ににつついいてて①機構の理事会には,患者さんの代表者や弁護士も理事として参画しており,共用試験の実施のみならず,社会的観点からも公平性と中立性が確保されるよう配慮されています。②臨床実習前共用試験のCBTのプール問題,OSCEの課題及び学生の成績については,機構において厳重に管理されています。③CBTについては,ランダム出題であっても,出題問題セットについて学生間の難易度差は無視できるほど小さいことが明らかになっています。また,CBT実施にあたっては,機構から他大学の教員が機構派遣監督者として派遣され,公平な試験が実施されているかどうかを厳重に監視しています。さらに,機構派遣監督者は,CBT実施後に報告書を機構に提出し,問題点及び改善点の指摘を行っています。④臨床実習前OSCEについては,共通課題を用いており,評価者は当該大学の教員(内部評価者)と他大学の教員(外部評価者)から構成されています。外部評価者は,原則として機構が開催する評価者認定講習会を受講した認定評価者です。OSCEの実施体制についても,機構から他大学の教員が機構派遣監督者として派遣されており,OSCEの公正な実施状況を監視しています。機構派遣監督者及び外部評価者は,OSCE実施後に報告書を機構に提出し,問題点及び改善点の指摘を行っています。⑤機構では,これらの問題点等を適切に処理し,必要に応じて各大学にフィードバックしています。①会員大学・学部の年会費及については,平成26年3月26日開催の第18回総会において承認され,会費規程に定められています。②年会費は,会員大学・学部が負担します。③受験料については,会費規程(令和6年4月1日改正)で学生一人当たり医学系33,000円,歯学系38,000円と定めています。④共用試験の事業に係わる経費には,医学系・歯学系のCBT及びOSCEの実施準備(問題作成,課題作成,評価者講習会等),実施経費,機構派遣監督者派遣,外部評価者派遣,委員への旅費・謝金等全ての経費が含まれます。⑤年会費及び受験料の取扱いについては,会費規程に基づき,会員(大学・学部)は年会費を納入し,受験時期ごとに受験料をまとめて納入することになっています。⑥機構は,共用試験の実施日程及び受験者数が確定した段階で,受験者数に受験料を乗じた金額の請求書を発行し,各大学に送付します。受験料は,各大学でとりまとめて機構に納入することになっています(一旦納付した受験料は,原則として返納しません)。⑦追試験については,追加の受験料は必要ありません。ただし,再試験の場合は,学生1人当たり再試験受験料,医学系33,000円,歯学系38,000円を納入してください。なお,再試験受験料については,再試験受験者数の変化,再試験実施大学数,再試験の実施に係わる総経費を勘案して再検討することになっています。Ⅰ-1臨床実習前共用試験の概要
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